21卒採用選考振り返り~デジタル技術を活用して丁寧な選考を踏む企業が増加~

HireVueからの面接招待件数は前年比約1.6倍、およそ32万人に

HireVueからの面接招待件数は昨年に引き続きの増加トレンドとなりました。
昨シーズンまではオンデマンド面接の活用が件数の大部分を占めていましてが、今シーズンはコロナ禍によりライブ面接の活用が一気に進展しました。

デジタル技術を活用して丁寧な選考を踏む企業が増加

今シーズンは単に採用選考プロセスのデジタル化に留まらず、選考品質の向上を目的とした構造化面接手法*を導入する企業が多数見受けられました。
具体的な導入パターンは以下となります。

【1次面接】
関わる面接官が多く最も採用選考基準が不均一であった1次面接には、HireVueオンデマンド面接と構造化面接手法(タレンタのノウハウ)を導入し、評価軸の標準化を推進

【2次面接】
2次面接官は、1次面接の録画内容を確認の上2次面接(ライブ面接)に対応。2次面接でも同様に構造化設問を活用して深堀を実施

【最終面接】
2次面接合格者で特に優秀な候補者に対しては、即座に最終面接(ライブ面接)のご案内を実施。さらに最終面接官は事前に2次面接の録画内容を確認し、最終面接では惹き付けに専念

【内々定通知】
今までは電話やメールで行っていた内々定通知についても、HireVueのライブ面接機能を活用して内々定理由や入社後の期待に関するフィードバックを丁寧に行うことを検討


*構造化面接手法:候補者に投げかける質問と評価基準(どう答えたらどう評価するか?)を事前定義し複数面接官による評価基準を均一化する手法。