令和元年に「都城デジタル化推進」を宣言している都城市。ふるさと納税日本一、マイナンバーカード交付率日本一など、対外的にも市民生活にも積極的にデジタル技術の積極的な活用で、利便性高く豊かな街を構築することを進めています。
■ 自治体初のHireVue導入
職員採用の分野においても、全国の自治体に先駆けて2020年度職員採用試験にHireVueを導入されました。
コロナ禍での緊急事態宣言という、採用活動のための移動自体が難しい中にあっても、応募者が時間と場所を問わずに採用面接試験を受験できるWeb面接という機会を提供しすることで、採用活動を滞りなく進めることができました。また、内定後のフォローアップにもHireVueを活用することで、内定者の辞退率低減も実現しています。
■ AI面接機能を調査、吟味してHireVue AIアセスメントを導入
さらなるデジタル化を目指し、HireVue AIアセスメント機能の導入を検討開始されました。他社製品を含めた十分な調査と準備期間を経て、産業組織心理学に裏打ちされた技術とグローバル標準要求に耐えうるAI倫理の順守の考え方を持つHireVue AIアセスメント導入を決定し、HireVue利用3年目の2022年度採用で活用されました。
■ AI面接判定結果に納得
都城市では、AIの判定結果と面接官による判定結果の分析調査を行っています。結果として、HireVue AIアセスメントと面接官による評価に高い相関関係がみられたこと、特にAIが80%以上と判定した受験者の面接官による評価は特に高く、その全員が2次試験の合格水準であったことを確認することができました。
ヒトによるバイアスのないAIの判定結果も含めて評価することで、受験者にとってより公平な採用機会を提供することができています。2023年度も引き続きHireVue AIアセスメントを活用していきます。
■ 採用人数「欠員ゼロ」を達成
2022年度は、採用において欠員ゼロを達成された都城市。デジタル化によって、全国から都城市職員を目指す人財が集まっています。
単にAI機能を導入するだけでなく、HireVueの基本Web面接機能を多様なプロセスで効果的に活用することで、都城市の求める「明るく元気で素直かつ人間力溢れる職員」の採用を前へ進めています。