「AI判定の上位層は下位層と比較して最終合格率が約5倍でした!」
~評価精度の向上と面接工数の削減を両立~

〈本事例のサマリ〉
ピープルアナリティクスの結果、AI判定の上位層は下位層と比較して最終合格率が約5倍という結果に。
将来的には信頼の置けるAI判定を活用し、候補者の足切りや面接投入への優先順位付け、さらには自社ならではの活躍人材の見極めや離職率低下などにも活用。

「AIの評価の上位層が下位層と比較すると最終合格率が約5倍も高い」

― 貴社では2022年よりHireVueのAIアセスメントをご導入いただいていますが、どのような背景でご導入いただいたか教えていただけますか?
B社人事ご担当者様:はい。HireVueの導入前は、書類選考の後はすべて対面面接を行っていました。しかしここ数年、採用選考がかなり長期化してしまい、採用全体にかかる工数を含めて、人事部の負担がかなり重くなっていました。また、初期選考の一部を現場担当者にご協力いただいていたのですが、面接官によって評価にブレがあるなど、面接精度についても課題感がありました。そこで弊社では2022年より、一次面接の代わりにHireVueのAIアセスメントを導入しました。

― 実際に使用された結果はいかがでしたか?
B社人事ご担当者様:今回、HireVueで得られるデータと後続面接の評価などを利用したデータ分析を実施しました。
職種ごとの傾向なども興味深かったのですが、一番驚きだったのは、AIの評価の上位層が下位層と比較すると最終合格率が約5倍も高いという結果でした。正直、数字としてみるまではHireVueがどれほどの精度なのか確信がなかったのですが、想像以上の結果でした。

「録画面接に対する学生の評判も上々」

― ありがとうございます。他になにか感じられたことはありますか?
B社人事ご担当者様:そうですね。導入した当初は対面の面接でないと学生からの評判が悪いのではないか、という懸念もありました。対面では学生様の反応から相手の考えをなんとなく感じ取れることもありますが、録画面接では難しいですしね。しかし、実際にHireVueを受験いただいた学生様からのアンケート結果によると、「動画面接があることでしっかりと人柄を見ていただけると感じた」ですとか、「自身の魅力を引き出すコンテンツとして魅力を感じた」などのコメントがあり、候補者体験としては意外と好評だということも分かりました。

― 今後のご予定などはありますか?
B社人事ご担当者様:HireVueのAIスコアについては今年度はあくまで参考値にとどめていたのですが、AIスコアの精度が十分に高いことが分かりましたので、スコアをそのまま足切りの基準に使用して後続の面接工数を削減することも検討中です。また、これまで後続面接に投入する優先順位づけに学生の出身学部等の情報を使用していましたが、ここにもAIスコアを使用することを検討中です。
また将来的には、入社後の社員の評価や離職率などの入社後のデータとHireVueのデータを組み合わせて分析することで、より自社の環境やカルチャーにあった学生様の採用や、社員の離職率の抑制などにも役立てていきたいと考えています。

データサイエンス×ピープルサイエンス(心理学)の力で公平・透明・スピーディーな採用選考を実現
「HireVue AIアセスメント」