新卒採用活動の本質は「学生にとって良い選考」
社会的信用とAI活用を両立した選考
JCB 水野様
株式会社ジェーシービー 人事部 採用・研修グループ 水野様

「世界にひとつ。あなたにひとつ」をブランドメッセージに掲げ、日本発唯一の国際カードブランドを運営し、多様な事業を手掛けている株式会社ジェーシービー。

AIが活用されるなか、信用が最重要視されるクレジット業界で弊社サービスであるHireVue AIアセスメントを新卒採用選考に導入いただきました。

AIの活用が新卒採用選考にどのような効果をもたらしたのか、そしてAIを活用した採用選考で重視している想いを、人事部採用・研修グループの水野様に伺いました。

インタビュー全文はページ下部からダウンロードいただけます。

<インタビュー内容抜粋>

「学生にとって良い選考」を意識し、個々人の内面や思考の成長に注目

― 昨今、新卒採用選考においてAIの活用が広がっています。JCB様が採用で重視されていることはAIの導入前後で変わっていないと思いますが、いかがでしょうか。

水野様: 弊社として大事にしているのは、学生さんがこれまでの人生で何を得て、どんな考えを持っているのかといった、人となりをしっかりと見ることです。ここはAIの導入前後で変わらないところです。

そういった意味では、AIを導入したとしても、成功体験だけでなく、失敗からどう成長したのか、どう考えるようになったのかなどを伺うことで、学生さんの人となりに触れることができるような選考を目指しています。

― 学生個人の経験の深掘りは、「人ならではの選考」ですね。

水野様:そうですね。ただ、限られた時間のなかで、学業・アルバイト・趣味など、学生さんが大切にしていることは様々です。「人ならではの選考」だと、学生さんの貴重な時間をいただくことになるので、学生さんの選考体験に配慮し、学生さんの時間を尊重した選考プロセスの設計をしております。

導入させていただいている動画選考のHireVueは、学生さんが自分のタイミングで受検できる点で、弊社の想いとマッチしています。

一方で、比較的動画選考は新しい選考方法になるので、学生さんも受験することのハードルがあると思います。弊社では動画選考が選考プロセスに含まれることを公表したうえで、YouTubeの採用公式チャンネルで対策動画を公開するといった、安心して動画選考に臨んでいただける環境を整えています。

動画選考だと、学生さんは受け方やアピールの仕方がよくわからないかな、じゃあ
YouTubeを使って伝えよう、という流れで制作しております。事前準備がしっかりでき、学生さん目線で受けやすい選考になることを意識した取り組みです。
※JCB様の採用公式チャンネルはこちらから (外部サイト) 

社員のリソースを学生との本当に必要なコミュニケーションに使いたかった

― 学生さんが大事にしていることをJCB様も大事にしたい、というのが伝わってきます。そういった「学生さんにとって受けやすい選考」という意識のなかで、弊社のHireVueを導入された、当時のJCB様の課題について教えてください。

水野様:2025年卒採用まで、選考プロセスの一部に人事部以外の現場社員による面接を組み込んでおり、時間数にして約900時間を要していました。

また、社員には面接だけでなく、OBOG訪問やキャリアアドバイザー制度(入社後の不安を取り除くための支援制度)などにも協力いただいており、ご自身の業務にプラスで面接対応をして、OBOG訪問・キャリアアドバイザー制度も行う・・・ということが難しく、結果として、OBOG訪問・キャリアアドバイザー制度を受けてくれる社員が減ってしまっておりました。

一方で、学生さんからは「事業内容をもっと知りたい」というニーズが多く寄せられていました。採用イベントや説明会といった限られた時間では、弊社が展開する「ブランド事業」「アクワイアリング事業」「イシュイング事業」といった幅広い領域を十分にお伝えしきれないため、事業内容・社風・社員の雰囲気は、人事部以外の現場で働く社員からOBOG訪問などでリアルに伝えたいと考えていました。

― OBOG訪問などで事業説明に使いたいリソースが、面接に費やされてしまっていたのですね。

水野様:そうです。現場社員に面接協力してもらうことで、OBOG訪問を受けることができなくなるという状況は、学生さんが弊社を理解する機会を奪うことになるので改善したいと考えておりました。

HireVueを導入し、現場社員面接を廃止したことで、現場社員のリソースをOBOG訪問・キャリアアドバイザー制度に加え、新しい企画にも充てられるようになりました。2027年卒採用では、通常のOGOB訪問とは別に、弊社をより深く理解できるような新たなOBOG訪問プログラムを準備したいと思っています。

学生と共に成長する人事部を目指して

今後の採用活動の展望はいかがでしょうか?

水野様:我々は「採用して終わり」ではなく、「採用したその後の活躍」まで見たいと考えています。

例えば、入社後の活躍状況と、HireVue受検時の評価を照らし合わせ、「この評価だから活躍が期待できる」と、根拠を持って示せるようになれば、HireVueの活用の幅はさらに広がると思います。

また、学生さんにとっての面接は、コミュニケーション能力の高低に関わらず、限られた時間のなかで自分を伝えなければならない場です。AIは活用しつつ、人での面接も選考プロセスに残しています。

学生さんが本来の自分を出し切れるような仕組みづくりや選考方法を考えるとともに、採用担当の我々自身も学生さんの魅力を引き出す能力を磨き続けないといけないですね。

まさに学生さんと共に成長していく人事部ですね。

水野様:時代の変化に合わせて、学生さんのためになるように我々も変化していく、というのは非常に意識しています。

なので、採用活動に対する学生さんの声は、引き続き集めていきます。何が便利で何が不便だったのか、不便な点は速やかに解消するのが大事だと考えています。そこはタレンタさんと一緒に改善活動をしていきたいです。

今後も採用活動をよりよいものにできるよう、弊社一同ご支援させていただきたいと思います。
貴重なお話をありがとうございました!

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